
「ショートにすると広がりそうで不安」
そんなふうに感じている方は多いと思います。
たしかに、髪が太い・毛量が多い・くせがあると、ショートが広がりやすい場合はあります。
ただ、ショートがまとまるかどうかは、髪質だけで決まるわけではありません。
大切なのは、毛量、生えぐせ、頭の形に合わせてカットされているかどうかです。
すき方によって広がることもある

髪が多いからといって、むやみにすきバサミで量を減らすと広がる可能性があります。
僕が髪をすく時に大切にしているポイントは
・くせの落ちる位置(毛流れ)
・くせ同士のぶつかり合う場所
・頭の張っている部分
・全体のバランス
これらを見極めながらスライドカットを用いてピンポイントで髪の量を減らしていきます。
簡単にいうと、髪が自然に収まってくれるポケットのような空間を、頭全体に的確につくっていきます。そうすることで、乾かすだけでも、ある程度くせが収まりやすくなります。
人によってこのポイントは全て違うので、しっかりと見極めてカットしていく事が大切です。
生えぐせや襟足の向きも影響する
ショートでは、襟足や耳まわりの生えぐせが仕上がりに大きく影響します。
襟足が浮きやすい方、左右で髪の流れが違う方、耳まわりが膨らみやすい方など、生え方は一人ひとり違います。
同じ髪型の写真を見せても、全員がまったく同じ形になるわけではありません。
その方の生えぐせに合わせて、長さや重さを調整することで、乾かしただけでも自然にまとまりやすくなります。
頭の形に合わせたカットも大切

後頭部が丸く見えにくい、ハチが張って見える、トップがつぶれやすい。
こうした悩みも、ショートの広がりやシルエットに関係します。
頭の形に合わせて丸みやボリュームの位置を調整すると、無理にスタイリングをしなくても、バランスの良いシルエットになりやすくなります。
正面だけでなく、横や後ろから見た形まで考えてカットすることが大切です。
乾かし方より先にカット設計
もちろん、乾かし方も大切です。
根元を起こしたり、手ぐしで毛流れを整えたりするだけでも、仕上がりは変わります。
ただ、毎朝時間をかけてブローしないとまとまらない髪型では、日常では扱いにくくなってしまいます。
まずは乾かしただけで形になりやすいようにカットし、そのうえで簡単なスタイリングを加える。
そのくらいのバランスが、無理なく続けやすいと思います。
美容室では希望を具体的に伝える
ショートをオーダーするときは、
「軽くしたい」
だけではなく、
「乾かすだけでまとまるようにしたい」
「横に広がらないようにしたい」
「襟足が浮きやすいのが気になる」
など、普段困っていることも伝えてみてください。
仕上がりの好みだけでなく、毎朝どのくらいスタイリングできるかを伝えることも大切です。
まとめ
ショートが広がる原因は、髪質だけではありません。
毛量の減らし方、生えぐせ、頭の形、重さを残す位置など、さまざまな要素が関係しています。
髪質に合わせてただ軽くするのではなく、一人ひとりの骨格に合わせてカットすることで、ショートは扱いやすくなります。
ショートにしたいけれど広がりが不安な方は、普段のお悩みも含めてご相談ください。
NAOKI SOMEYA理想のショートを一緒に追求していきましょう!
